こんにちは!はちなつです!
現在私は住友林業で家づくりを進めることを決め、着工に向けて話し合いを進めている段階なのですが、注文住宅を検討し始めた当初からとっても気になっていたことがあります
それは「いくらかかるんだろう」ということでした
特に、本命の住友林業は他のメーカと比較して坪単価が高いということを知ってからは、住友林業での家づくりは無理なのかなって思っていました
ところが、実際には「500万円相当のオプション」、「太陽光発電システム」、「200万円相当の外構工事費」を含めて建築工事費の総額を3700万円に抑えた上で契約することができたんです!
2階建て35坪の家の価格としてはやや高いのかもしれませんが、「住まいの給付金」、「ZEH+の補助金」、「住宅ローン控除」などの補助金や契約時に実施していたキャンペーンなどを考慮するともう少しお得になります
何より、もともと質の高い住友林業の家で500万円相当のオプションを付けてこの価格に抑えられた点がポイントだと思っています!
この辺りは人によって意見が様々だと思いますが、私としては理想の家にこの価格で住めるなら大満足です
結局、自分が納得てきていればOKだと思います!
そして、ここまで値段を抑えられたのは自分で作った「提案書」の存在が大きかったと思います
ということで、今回の記事では提案書を作成して理想の家をできるだけお得に手にする方法についてシェアしたいと思います
これから注文住宅を検討し始めるという方、今まさにハウスメーカー選びの最中だという方、さらにはお仕事で時間が無い中で家づくりを進めているという方にとって有用な情報となりますのでぜひご覧ください!
私が提案書を作成した理由
はじめに、そもそも私がなぜ提案書を作成しようと思ったか、ということについてお話します
それはずばり、「知識と時間がなかったから」です
実は2020年の秋頃から注文住宅を建てたいと思ってはいたのですが、私には面倒なことを後回しにしてしまう悪い癖がありました
そして月日は流れて2021年の1月半ばにある事実を知ることになります
なんと1%の住宅ローン減税を13年間受けるためには2021年9月までに契約を済ませなければならなかったんです!
契約が9月を過ぎても2021年以内に入居ができれば控除率1%で10年間控除が受けられます。契約が10月以降で入居も2022年以降になると住宅ローン減税は改悪される見込みです。
当時は条件となっている「契約」がハウスメーカー決定の契約なのか、着工合意の契約なのかもわからずとても焦りました(おそらくハウスメーカー決定の契約で大丈夫)
さらに調べていくと
- ハウスメーカー決定までに要する打ち合わせ回数は1社につき大体3~5回
- 1回の打ち合わせに要する時間は2時間前後
- 資金計画の良し悪しはハウスメーカー決定前のやり取りが肝となる
ということがわかりました
つまり、上記のことを踏まえると短時間で納得のできる資金計画を立てた上でハウスメーカー決定までたどり着くためには「最初からハウスメーカーを絞り、そのメーカーと密度の濃い打ち合わせをすること」が必須条件だったのです
ハウスメーカーを絞ることについては、木造系か鉄骨系か、あるいは工法や雰囲気などから考えてみるのが良いと思います
問題は密度の濃い打ち合わせをすることの方でして、初めからガツガツし過ぎると契約を急いでいることを悟られてしまい、その結果として適当な提案をされてしまう恐れがあります
こういった状況の中で思いついた手段こそが提案書の作成だったのです
つまり、打ち合わせが始まる前に提案書を作成して渡してしまうことで、打ち合わせに要する時間を短縮し、さらにこちらの要望を漏れなく伝えることを狙ったわけです
提案書なら色々調べながら作成できるので知識不足でも心配ありません!
その結果、無駄な打ち合わせは全く無く、こちらが希望する家の雰囲気も正確に汲み取ってもらうことができたのですが、その他にもたくさんのメリットがあったので、次章では提案書を作成することのメリットについて掘り下げていきたいと思います!
提案書を作成するメリット
提案書を作成することによるメリットとして以下のようなことが挙げられます
①打ち合わせに要する時間を短くできる
②十分な知識が頭に入っていなくてもこちらの要望を正確に伝えることができる
③自分が望んでいる家のコンセプトや仕様が明確になる
④家づくりに対して真剣に臨んでいることが伝わる
⑤対応してくれた営業マンの質がわかる
⑥契約後の必要資金の増加を抑えることができる
⑦値引き額が多くなる
最初は短時間で効率的に打ち合わせを進める目的で作成した提案書だったのですが、実際に作成してみると様々なメリットを感じることができました
そして、それぞれのメリットは結局のところ「理想の家をできるだけ安く手に入れる」ことに繋がっています
それでは各項目について順に説明していきます
①打ち合わせに要する時間を短くできる
注文住宅を建てようと思うと、工法、ハウスメーカー、設備・仕様など考えることがたくさんあると思います
特に苦労するのはハウスメーカー選びではないでしょうか
というのも、ハウスメーカーの選び方を調べると必ずと言ってよいほど複数社を検討して相見積もりをとるようにアドバイスされているからです
たしかに、複数社を検討することで見積額を競わせることは可能です
しかし、1回の打ち合わせに要する時間が2~3時間であることを考えると検討するハウスメーカーの数が多いほどハウスメーカー決定までに要する時間は長くなります
特に、働きながら家づくりを進めている方にとって休みは貴重な時間ですので、なるべく早く打ち合わせに要する時間を短くできることに越したことはありません
このような時、あらかじめ提案書を作成していればお互いに顔を突き合わせなくても事前にこちらの要望をある程度伝えることができるので、具体的な話から打ち合わせを始めることができ、さらに話の流れもスムーズになります!
また、PCなどで作成していれば提案書をメールで送ることもできるので、例えば資料請求をして担当がすでに決まっている場合などに提案書をその担当に送っておく、などということもできます
ただし、本命のハウスメーカーについては資料請求をしないことをおすすめします!
②十分な知識が頭に入っていなくてもこちらの要望を正確に伝えることができる
注文住宅を検討している多くの方はインターネット、SNS、YouTubeなどで情報収集しているのではないかと思います
しかし、注文住宅を建てるとなると本当に色々なことを考えなければならないため、調べたことのすべてを頭にインプットするのはなかなか大変です
ましてや、打ち合わせ時にこちらの要望を漏れなく伝えるとなると相当知識武装していなければ難しくなります
しかし、提案書という形でまとめるだけであれば自分のペースで情報収集をしながら作成することができ、頭に叩き込む必要もありません
結果として提案書を作成する過程でかなり頭に入りますけどね!
なので、特に急いでいる訳ではないけど打ち合わせの際に自分の要望を担当営業にしっかり伝えられるか心配だという方は提案書を作成することをおすすめします!
③自分が望んでいる家のコンセプトや仕様が明確になる
注文住宅を建てると決めたからにはいろいろと叶えたいことがあると思います
さらに、調べていくうちにあれもこれもとなってしまいがちなのですが、費用や間取りなどのことを考えると全てを実現することは難しい場合がほとんどです
あるいは無理やり全ての希望を叶えるとむしろ使い勝手の悪い家が出来上がってしまうかもしれません
そういった事態を避けるためにも、提案書を作成する過程でこれから建てようとしている家のコンセプトを明確にしておくことをお勧めします
たとえば、私の場合は提案書を作成することで「2階水回りの家にする」というコンセプトが明確に決まりました
そうすると、「1階に浴室や洗面脱衣室が無い分リビングを広くできそうだな」とか「2階に書斎を設けるのは厳しそうだな」など色々と明確になる部分がありました
このように、一つ明確なコンセプトを決めた上で叶えたい希望を整理していくことで、より現実味のある提案ができるようになります
また、打ち合わせを重ねていくと担当営業、設計、インテリアコーディネータなどから様々な提案をしていただくことになります
当然、魅力的な提案がたくさんあるわけですが、ときには自分は本当はどのようにしたいのか見失ってしまうこともあります
そんな時、初めに自分の叶えたいことを提案書という形でまとめておくと原点に立ち返ることができ、当初自分が思い描いていた理想の家を再確認することができるんです!
ですので、ぜひ自分が理想とする家を提案書という形で明確にしておいて欲しいと思います!
④家づくりに対して真剣に臨んでいることが伝わる
プロフィールにも書いている通り、私は現在20歳代で見た目も特別老けているわけではない(と思いたい...)ので、注文住宅を検討する上ではかなり若く見られました
そういうこともあって、なかなか家づくりに対する本気度が伝わりにくいこともあったのですが、提案書を見せるとかなり驚かれ、こちらが真剣に取り組んでいることが相手方に伝わったように感じました
また、このようにしてこちらが色々と自分で調べている姿勢を示すことで中途半端な提案は通じないと担当営業に認識してもらえるので、担当営業に一層本気で取り組んでもらうことができます
このような関係性が築けていると、実は自分があまり詳しくない事柄についても質の高い提案をしてもらえるので安心して打ち合わせを進めることができます
とはいえ、提案の良し悪しは後からでもしっかりと確認しましょう!
⑤対応してくれた営業マンの質がわかる
④では提案書を渡すことで担当営業が本気になるとお伝えしましたが、実際にはみんながみんなそのような営業マンではありませんでした
例えば、提案書を渡すとコピーを取りには行くのですが、その後はペラペラとページをめくるだけでこちらの希望を真剣に汲み取ろうとはせず、「これだけの要望があるとなると最低でも坪100万円は覚悟してください」とだけ言ってくる営業マンもいました
この場合、作成した提案書が無駄になったような気がしてしまうのですが、これはこれで実は役に立っているんです!
というのは、このようないい加減な対応をしてくる営業マンはほぼ間違いなくお客様ファーストな営業マンとは言えないからです
つまり、提案書を渡したときの反応をみることで自分の担当になる営業マンの良し悪しを判断する参考になるというわけです
こちらが一生懸命作成した提案書にろくに目を通さない上、値段をふっかけてくるような営業マンのハウスメーカーは避けるか、営業マンを変えてもらうなどの対応をしましょう
⑥契約後の必要資金の増加を抑えることができる
こちらの要望を盛り込んだ提案書を元に打ち合わせを進めていくと、ハウスメーカー決定までの間にオプションを相当含んだ見積もりを作成することができます
この場合、初期見積もりは高くなるかもしれませんが、多くの方が不安に感じる「契約後のコストの増加」を最小限に抑えることができるんです!
契約前は基本的な間取りや大まかな設備・仕様についての打ち合わせがメインとなりますが、契約後は間取りの詳細を決めていくのはもちろんのこと、窓の大きさ、壁紙、床材、照明、外構、コンセントやスイッチの種類、家具などについても決めていくことになり、家づくりにかかる費用がどんどん増えていきます
こうなると、本来一番楽しい時間になるはずなのに、値段のことが気になり始めて打ち合わせの度に不安感が増していくことにもなりかねません
そういった事態を避けるためにも契約前の段階から可能な限りこちらの要望をどんどん伝えることをお勧めします!
さらに、初期見積もりの段階で多くのオプションを含めておくことにはもう一つ大きなメリットがあります
それは「契約後にも費用を調整できる」ということです
先ほど述べたように、どれだけ気を付けていたとしても契約後に家づくりにかかる費用は増えていきます
例えば、多くの方が憧れる間接照明一つとっても、折り下げ天井や折り上げ天井に間接照明を入れようとするだけでかなりのコスト増になります
そんな時、事前に多くのオプションを含んだ見積もりになっていれば優先順位の低いものを無くしたり、設備のグレードを下げたりすることで値段を調整することができるんです!
なので、「このオプションって贅沢かな」って思ったとしても契約前であればとりあえず見積もりに入れておき、契約後に予想以上に値段が上がった場合の値段調整用の設備・仕様としておきましょう
⑦値引き額が多くなる
すでに述べてきたように、希望するオプションなどの要望をできるだけ盛り込んだ提案書を作成し、その提案書を元に打ち合わせを進めていくと必ず初期見積もりの額が大きくなります
実は、この状況こそが大幅な値引きを引き出すのに好都合なのです
具体的な例を挙げて考えてみると明らかなのですが、
例えば100円の商品に対して90円の値引きを引き出すのは難しいですよね
一方で、1万円の商品であれば1割引きであったとしても値引き額は1000円になります
つまり、見積額が多ければ多いほど、引き出せる値引き額も大きくなるんです!
ただし、ここで重要な点が一つあります
それは、基本的に値引きを交渉できるのはハウスメーカー決定の契約をする時の一度だけということです
契約を済ませてしまうと、たとえその後に多くのオプションを入れたとしても値引き交渉をすることができないので、お金を払うか諦めるかを選ぶしかなくなります
それに対して契約前に可能な限りオプションを入れておけば、オプションも含めた金額に対して値引き交渉をすることができ、かつ見積額が大きい分多額の値引きも引き出せるんです!
この差はかなり大きいと思います
ここまでで、提案書を作成することのメリットについて7つご紹介しました
以下に7つのメリットを改めて示します
①打ち合わせに要する時間を短くできる
②十分な知識が頭に入っていなくてもこちらの要望を正確に伝えることができる
③自分が望んでいる家のコンセプトや仕様が明確になる
④家づくりに対して真剣に臨んでいることが伝わる
⑤対応してくれた営業マンの質がわかる
⑥契約後の必要資金の増加を抑えることができる
⑦値引き額が多くなる
コスト削減や値引き額を大きくすることに関して、⑥や⑦はもちろんのこと、一見関係の無さそうな①~⑤についても大きく関係していると私は考えています
①や②では打ち合わせ時間が短くなることで自分の叶えたい設備・仕様を調べる時間を確保することができ、それらを漏れなく担当営業に伝えることができるため自分の望むオプションを初期見積もりにしっかりと反映させることができます
③では提案書を見返すことで自分が理想とする家をいつでも再確認できるので、契約後に「やっぱりこうしたかった」となってオプションを増やし、コストが増えるといった事態を少なからず予防することができます
そして最も大切なのは④と⑤だと思っています
優秀な営業マンと出会うことで、こちらの要望を正確に汲み取ってもらうことができ、その上で質の高い提案をしてもらうことができます
作成した提案書も決して無駄になることはないでしょう
その結果、初回契約時にはオプションも含めてかなり完成度の高い見積もりができているはずです
さらに、そこから大きな値引きが引き出せることはすでにお伝えしていますが、この値引き額についても担当営業が優秀であればあるほど大きくなるんです!
というのは、優秀な営業マンは契約件数も多いので値引き額が一般的な額より大きくなっても特別に認められるからなんです
私自身の話ですが、値引き交渉を一切しないままハウスメーカー決定の交渉に入ったとき、初めに提示された見積もりの時点ですでに値引き率は10%を超えていました
これは一般的な住友林業の値引き率から考えると決して悪い数字ではありません
ただし、オプションを多く含んでいる分、総額は決して安いものではありませんでした
そこで、その見積もり額からさらに100万円を優に超える値引きをお願いしたんです
その際、いままでNOを言ったことの無かった担当営業が初めて「それは無理です」と即答したことを今でも鮮明に覚えています(笑)
ところが、それまで住友林業と真剣に向き合ってきて、本気で住友林業で家づくりをしたいと思っている気持ちが伝わっていたこともあり、何とか支店長にかけあってもらえました
その後、戻ってきた担当営業に携帯電話を渡され、「支店長と電話がつながっています。お話してもらえますか」と言われ、なんと支店長と直接お話しする機会を頂けました
その際に支店長がおっしゃられたのは、
「うちの○○(担当営業)は本当にお客様ファーストな特別な営業なんです。本来ならばかなり厳しいお値引きなんですが、本気で住友林業でお家を建てたいと思ってもらえているというお話も聞いておりますし、気持ち良く家づくりをして頂きたいので、清水の舞台から飛び降りる気落ちで今回はこのお値段でやらせていただきます」
ということでした!
同席していた設計さんは「まじか...」って顔をしていましたね(笑)
この電話を経験して、やはり理想の家をなるべくコストを抑えて建てるためには優秀な営業マンと出会うことが必要不可欠であると確信しました
電話で支店長さんもおっしゃっていましたが、私の担当営業さんは本当にお客様ファーストな方で、それは営業成績にもはっきり表れていました
後から知ったのですが、営業成績は県1位で全国表彰も何度も受賞しており、ラジオなどにも出演されるほどの方だったんです!
優秀な営業マンに出会えるかどうかは運による部分も大きいですが、少しでもそういった方に出会える確率を高めるためにもぜひ提案書を作成してみてください!
また、どこまでお役に立てるかわかりませんが、私を担当してくださっている営業さんを紹介して欲しいという方がもしいらっしゃったらお気軽にお問合せください
当ブログのお問い合わせフォームやSNSからご連絡ください!
ちなみに、はちなつを担当してくださっている凄腕の営業マンと出会った経緯についてはこちらのブログでご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は理想の家をお得に手に入れるための方法として提案書を作成することをご紹介しました
効率的に打ち合わせを進めていくだけでなく、優秀な営業マンと出会い、家づくりにかかる費用を抑えるためにも有用なツールになります
作成は少し面倒かもしれませんが、それ以上にメリットが大きいのでぜひ実践してみてください!
以上、はちなつからの提案でした!
またね!
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